2011年5月17日火曜日

第48回楽生曾シネマDEりんりん・「日本映画プロフェッショナル大賞」

第48回楽生曾シネマDEりんりん
「日本映画プロフェッショナル大賞」

今年で20回目を向かえた「日本映画プロフェッショナル大賞」通称・「日プロ大賞」!!

その賞の目的とは、健闘しながらも諸々の理由から過小評価された作品・スタッフ・出演者らにスポットを当てようと意図した映画ファンのための特別イベントです。

現役プロデューサー、脚本家、評論家、配給・宣伝・興行関係者たちがベスト10を選出!毎回、国内主要映画賞で既に受賞している作品以外の全作品が対象となっています。

主催者は大高宏雄さん。財団やNPOでもない一個人が主催する世界唯一の映画賞でもある。

・・・・と言うことで、今回のゲストは映画ジャーナリストで「日プロ大賞」主催、実行委員長の大高宏雄さんを招いて色々とお話していただきたいと思います。

20回を記念して通常行なわれる特別上映会&授賞式イベントに代えて、今年は6月4日より公開の映画「軽蔑」の震災チャリティー試写会を先行特別試写として5月31日に角川シネマ新宿にて行ないます。

そんな20年の歴史と映画に対する熱い思いをトークショーの形でお話して頂きます。
映画好きのみなさま、是非友人知人をお誘い合わせの上ご参加下さいませ。

大高さんのお話を聞くと映画の見方が変わるかもしれませんよ。

何時ものように懇親会では、大高さんに大いに質問などして下さいませ。

詳細~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

☆日時:平成23年5月26日(木)第4木曜日 

19:00~ 22:00

☆場所: 韓国伝統民俗食堂 烏鵲橋(オザッキョ)

新宿区大久保1-12-25
℡03-5155-7294
http://www.yakinikutengoku.com/shinjyuku/ozakyo_honten/index.html  


☆会費:3500円(トークイベント+懇親会(飲食込み)です。

☆ゲスト: 大高 宏雄さん(映画ジャーナリスト)

☆聞き手:河本 隆(楽生曾シネマDEりんりん)

楽生曾・シネマDEりんりん
http://www.cinemaderinrin.com/

☆お問い合わせ&連絡先:    

林康弘 ℡:090-9290-5143 
mail:hayashi6593☆s8.dion.ne.jp または riririnorin93☆ezweb.ne.jp
(☆を@に変換してご使用ください。)

☆締め切り:基本的に当日参加も可能ですが会場の都合などもありますので、なるべく早目のご連絡をお願い致します。

2011年4月13日水曜日

第47回楽生曾シネマDEりんりん・「選挙1.5」イベント



第47回楽生曾シネマDEりんりん・「選挙1.5」イベント

3月28日にドキュメンタリー映画「選挙」主演の山内和彦さんが
政党・派閥にとらわれない独立系無所属として川崎市宮前区から
市議会議員選挙に出馬しました。

それを香港国際映画祭の開催中に知った想田和弘監督は
急遽「選挙2」を作る事を決定!新作映画「peace」の試写とも
合わせて来日(想田監督はニューヨーク在住)そして、機材を
日本でそろえ4月3日より撮影開始!
ドキュメンタリー映画「選挙2」は如何にして出来上がったか!?

・・・・と言うことで、47回目のシネりんは4月28日に
山内和彦さんをゲストにお迎えし、久しぶりに復活した
新橋サロンshuにて開催したいと思います。

4月10日の選挙がおわり、映画「選挙2」も撮影終了となりました。

ゲストの山内さんには今回の選挙にいたる経緯や撮影進行中の
映画「選挙2」での出来事など前回の真逆の選挙運動を展開。

お金をかけない独立系完全無所属の選挙などなど政党・派閥に
とらわれない政治への提案を持っております。
シネりんでは色々なお話をお聞きしたいと思います。

今後の山さんの動向、「壮大な社会実験が始まります。」にこうご期待!
下記の山さんブログを参照の上ご注目下さいませ!!

みなさまのご参加を心より、お待ちしております。

「山さんブログ」による出馬表明
http://senkyo-yama.seesaa.net/article/192987816.html
「山さんブログ」による選挙結果
http://senkyo-yama.seesaa.net/article/195259253.html
話題を呼んだ映画「選挙」HP 
http://www.laboratoryx.us/campaignjp/
詳細~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

☆日時:平成23年4月28日(木)第4木曜日 
19:00~ 22:00

☆場所:新橋 交流サロンshu(人の駅 都市小屋 集)
http://watanabekazuo.hustle.ne.jp/shu-yu/
東京都港区西新橋2-13-6ミタニビル3階 ℡03-3504-2387    

☆会費:3500円=
3000円(トークイベント+懇親会(飲食込み)+500円(震災募金)です。

※当日、7月よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開になる。想田 和弘監督の最新作・観察映画番外編「peace」の予告編上映も予定しております。

☆ゲスト: 山内 和彦さん(映画「選挙」主演)

☆聞き手:林 康弘(楽生曾シネマDEりんりん)

楽生曾・シネマDEりんりんHP
http://www.cinemaderinrin.com/
☆お問い合わせ&連絡先:    
林康弘 ℡:090-9290-5143 
mail:hayashi6593☆s8.dion.ne.jp または riririnorin93☆ezweb.ne.jp
(☆を@マークになおしておつかい下さい)

☆締め切り:基本的に当日参加も可能ですが会場の都合などもありますので、なるべく早目のご連絡をお願い致します。

「CRAZY-ISM クレイジズム」プレイベント無事終了しました。

 第47回楽生曾シネマDEりんりん「CRAZY-ISM  クレイジズム」プレイベント無事終了しました。

 今回のゲストは映画「CRAZY-ISM クレイジズム」の、窪田将治監督と出演の草野康太さん。窪田監督は最多の3回目のゲスト出演であります。今回は東日本大震災の自粛ムードの中、色々と検討しましたが、普段通りの開催となり、サムライシアター新宿支配人より、余震などの注意事項がイベント開催前にインホメーションされた後で始めることになりました。いつも通りのスタート、まずは予告編の上映からです。
 予告編上映の後、出だしは窪田監督の前作「失恋殺人」の話題からの切り口わたしが伺いました。「前作はスケジュールが合わなかったですけども今回は宜しく御願いいたしますね」に対して、いきなり窪田監督のつッ込み、「スケジュール・・呼んでくれなかったんですよね」などと・・・まあ、その前作の映画の時は事実窪田監督の映画「失恋殺人」と篠原監督の映画「ラムネ」がほぼ同時期に、その辺のところにつッ込みがはいりました。さすが窪田監督、手厳しいです。
 そして草野康太さんと言えば、前作「失恋殺人」でも窪田監督作品に出演し、橋口亮介監督の初期作品「二十歳の微熱」や、「渚のシンドバット」など、その他多数出演している役者さん、窪田監督は「失恋殺人」の前から草野さんを探していたそうで、一時期事務所に所属しておらず、偶然にも前回作品で草野さんの宣伝材料を目に留め「失恋殺人」「CRAZY-ISM クレイジズム」と続けて出演して頂く事になったそうです。
 さて、ここで、わたしが失言をしてしまいました。わたし、「草野さんは、先ほどの予告編に出ていなかったですよね?」に対して、窪田監督「いっぱい出ましたよ」・・わたし「出てました?・・・予告編の時、色々考えていたもので・・・出てましたね。出てました(汗)。すいません」となりました。
草野さんの今回の役どころが悪役、闇金の社長で、最初「CRAZY-ISM クレイジズム」のポスターを観たとき、あまりにも前作での明智小五郎とイメージがかけ離れていて何処に草野さんがいるのか分からないくらいだったと言うのも踏まえて、今回の役どころのイメージとかを窪田監督に聞いてみた。
すると窪田監督、草野さんの役柄、闇金社長は窪田監督の映像会社の事務所があるビル内にいる怪しい、多分見るからに闇金だろう(笑)と言う人をイメージして草野さんに演じていただいたとの事で、本来、窪田監督は個性の強い役者さんよりも、あまり個性の強くない役者さんを好むと言う、で、草野さんのような方が好みの役者さんで、色々な役柄を演じさせたいと言う演出側のイメージをかき立てる役者さんとのご意見がでまして、次回作でも草野さんには出ていただきたいとも語られた。
 その個性の強くないに対してわたしが草野さんに「普段の草野さんてどんな感じなんですか?」と聞くと草野さん「ホント個性のない感じです(笑)」の冗談に場内が爆笑しました。
草野さんは続けて言う「役者を長年続けていけるのも色々な役を演じ自分の中にこんな役も可能なのだと言う再発見があるからですね」と語られました。そんな草野さんの趣味は写真だと言う。
ここで「CRAZY-ISM クレイジズム」を作るにいたる経緯を窪田監督に聞いてみた。ある打ち合わせの席で映画「スリーカウント」でご一緒させて頂いたネオプラスさんの佐藤社長と、また何か映画やりたいですね?と言う話が出てネオプラスさんと言えば女子プロ団体のアイスリボンを抱えている会社でもあり、佐藤社長、「うちの道場が使えるからそこを使いなにかしませんかね。」と言う話の流れから、では密室劇なんてどうでしょう。面白いね。と話が進んで今回の案を練り制作する事になったそうです。
 しかし、すぐに本を仕上げて動きましょうと言う段階で、ホントかどうかはさて置き、窪田監督が色々と心の傷が生じ、やさぐれて、予定より二ヶ月ほど遅れて撮影はスタートしたと言う。
まあ窪田監督いわく、そういうやさぐれた心境が、今回の映画・・・一口に悪いやつらの映画です。のストーリイーに影響していると言うことをお話になりました。密室&悪の話と言うことです。
 その他にもなかなか出番が少ないが有望な若手を使うと言う意図もこの企画にはあり草野さんたちベテラン人の闇金役と、主演の馬場良馬君たち追い詰められる若手がキャスティングされたそうです。
 撮影に関しても非常にタイトなスケジュールで、賞味5日間で仕上げることに、今までの話に出てきた密室などのシーンは2日間ほとんど寝ずの撮影となり、演じているはずの狂気がまんま本当の狂気に変わるほどのスケジュールだった様子。若手の密室が48時間と草野さんの闇金事務所の撮影が24時間と言う感じで進行したのだそうです。
 話の内容にはあまりふれずに少し天候についても聞いてみた。タイトなスケジュールと天候の問題は切るに切れない間柄でもあるが、今回はほぼ密室劇なので天候などには問題がなかったですか?の質問に対しても、密室以外のシーンで雨にやられて晴れのシーンを雨のシーンに変えて撮影した話や、役者に雨男が存在していた話なども出た。雨以外で演出的時間が掛かるシーンで若い役者さんの演技に時間が掛かったなどなどとあまり深く内容に入る事を省いて外枠の出来事などのトークを進行する感じで話を進めたところで、窪田監督から振られ、わたしの「CRAZY-ISM クレイジズム」を観た感想・・・なども色々と語らせていただいたが、その辺の話や窪田監督の全作品についての関りなどは、劇場で映画を観て頂、パンフを買ってもらえますとパンフに書かせて頂いていますので是非に。
 
窪田監督の最新作「CRAZY-ISM クレイジズム」ですが4月16日より、シネマート六本木にてロードショー、一口に悪いやつらの映画です。その映画の中に救いがあるのか?ないのか?・・・劇場でご確認下さい。
         
   「CRAZY-ISM クレイジズム」 HP http://crazy-ism.ne07.jp/

2011年3月4日金曜日

第46回楽生曾シネマDEりんりん・「CRAZY-ISM クレイジズム」プレイベント




第46回楽生曾シネマDEりんりん・
映画「CRAZY-ISM クレイジズム」プレイベント

まだまだ寒暖の差も激しく体調管理も一苦労の昨今ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
春の到来まで、あとほんの少し!花見間近の3月のシネマDEりんりんは映画「CRAZY-ISM クレイジズム」のプレイベントを開催いたします。

2010年「失恋殺人」で男女の愛憎劇を描き
モントリオール世界映画祭に正式出品され高い評価を受けた
窪田将治監督!
窪田監督の次回作はオリジナルクライムサスペンス!
「CRAZY-ISM クレイジズム」

シネりんメインゲストとして最多参加の3度目になる窪田監督は約1年半ぶりにご登場!
監督のマシンガントークは今回のイベントで、どう炸裂するのか?
窪田監督とシネりん参加者による心理合戦が繰り広げられるかも…。
映画「CRAZY-ISM クレイジズム」の舞台裏話にご期待下さい。
みなさまのご参加、心よりお待ちしております。

映画「CRAZY-ISM クレイジズム」のストーリー:
「お金欲しくないですか?」 この一言から始まる預金強奪計画!!
訳あり男女総勢5人での預金強奪計画が実行される。
預金強奪計画は上手く成功したかに見えたが
…強奪犯5人の抱えた心の闇が狂気に変貌した時、
大金をめぐる熾烈な欲望が渦巻く。
はたして、この狂気のゆくえは如何に…!!

「CRAZY-ISM クレイジズム」
公式HP: http://crazy-ism.ne07.jp/
4月16日(土)より、シネマート六本木にてロードショー!!
乞うご期待あれ!!!

詳 細~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

☆日時:平成23年3月24日(木)第4木曜日 

19:00~ 22:00

☆場所:新宿サムライシアター http://www.tm-t.net/

東京都新宿区新宿3-17-1 HN27ビル6F ℡:03-5366-2947

☆会費:3500円(トークイベント+懇親会(飲食込み)
※当日、会費とは別に前売りチケットの販売もございますので宜しくお願いいたします。
また、当日のご都合次第ですが、特別ゲストの参加もあるかもしれませんので、そちらもお楽しみに!

☆ゲスト: 窪田 将治監督

☆聞き手:林 康弘(楽生曾シネマDEりんりん)

楽生曾・シネマDEりんりんHP http://www.cinemaderinrin.com/

☆お問い合わせ&連絡先:    

林康弘 ℡:090-9290-5143 

mail:hayashi6593☆s8.dion.ne.jp または riririnorin93☆ezweb.ne.jp

(☆を@にかえてご使用ください。) 

☆締め切り:基本的に当日参加も可能ですがそれ以前に、
定員30人になりました場合は締め切ります。
会場の都合などもありますので、なるべく早目のご連絡をお願い致します。

「ホーム カミング」プレイベント無事終了しました。

「ホーム カミング」プレイベント無事終了しました。
  今回の「ホームカミング」プレイベントは飯島敏宏監督と、監督補佐と言うかたちで
作品に参加された小中和哉監督補にもお越し頂きまして話を伺うことになりました。
わたくし、今回特に「緊張」の二文字を頭に浮かべる感じでの進行でした。
実は飯島敏宏監督は私が子供のころから親しんで何度となく再放送された憧れのヒーロードラマ
「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」、そして「ウルトラQ」などを演出した監督であります。
ある意味ヒーローの生みの親にゲストで来て頂き話していただくと言うシチュエーションです。
緊張ぜづに話を聞く事は無理というものであります。
 さて、今回はウルトラ系ではなく、新作映画「ホームカミング」についてのお話となりますので、
緊張していて流れがそれない事だけを心がけ、お話して頂きました。
 まず、「ホームカミング」と言う映画を撮る動機から飯島監督にお話してもらいました。
 当初は大月プロデューサー(キングレコード)と怪獣もので撮ると言うことで話が進んでいたそうで、
小中和哉監督補も交え、脚本も第2項まで進んでいて、小中和哉監督補は特技監督の位置づけで参加と思いきや予算的な問題か、はたまた、時間的な問題(脚本段階で怪獣ものは3時間以上の作品になりそう)かで、
飯島監督の作品的な流れの源流である怪獣・金妻・人情喜劇の三種から、第2案件と言うことに話が振られ
大月プロデューサーと案件を相談して人情喜劇、「ホームカミング」を制作することになったそうです。
 「ホームカミング」は言うなれば、金妻世代の人々、団塊世代の会社生活引退後のお話。
現在、田園都市線のニュータウンは映画で描かれている様に団塊世代の人達が住んでいる。
しかし、描いていた夢とは裏腹に、子供といずれ同居と言う発想が崩れ、若い世代は、どんどんと住居から
離れて生活する様になり高齢者の町と化していると言う現状、核家族の行く末を描きたいと言う思いが
「ホームカミング」には現れていると言う。
 以前、先の話にも出てきた怪獣映画の準備をしている段階の時、有名週刊誌の取材を受けて、
楽しく取材が済んだと思いきや、発売された雑誌には山田太一さんと飯島敏宏監督2人の名前がどんと出て、ニュータウン政策の煽りに乗り、いかにも理想の町であるかの様に話をつくり、現状の高齢化、孤立化を招く形にしたとされたそうである。
その挙句には、ニュータウン生活には救いがないと断定され、先がない町、将来がない町と書かれたそうだ。
 そこまで言われると飯島監督は、ちょいと待て、いくらなんでもそれはないだろう、わたしも今現在住んでいるニュータウンで、そこまで暗い生活は送ってないぞ。希望はあるのだ。と言う思いがNHKで制作された「理想の生活」のプロデュースに繋がり、娯楽作品として自分でも作りたいと言う方向に進んだそうである。
 飯島監督は自分の作風について娯楽作家であると言われ、人情喜劇と言う話の流れから山田洋二監督と仕事をした「泣いてたまるか」の話なども少し出たりしました。
 さてここから、「ホームカミング」の位置付け、人情喜劇、飯島監督曰く市民喜劇のキャストやスタッフの話へと移り、ここでも飯島監督の作品世界に繋がるキャスティング秘話が楽しめた。
すべてを書くと、映画を観たときに楽しみが半減するかもしれないので、黒部進さん、森次浩次さんと言う
ウルトラ二代スターが共演、そのほかにも、金妻シリーズでの出演者、そして木下プロ時代の人間の歌シリーズなどに出演した方など、飯島監督の作品世界を網羅することにより、より広い範囲で楽しめる作品として楽しめ、まあ、これからご覧になる方のために多くはかたらずにしておきます。
 また、メインスタッフについても然りで、「ウルトラQ」や「怪獣大奮戦ダイゴロウ対ゴリアス」と言う
飯島組のそうそうたるメンバーが集い同窓会的なのりと映画撮影の醍醐味が味わえた現場で、小中監督補は
凄い至福の時でもありましたしよとお話して下さいました。
それに付随して小中監督補などの平成ウルトラ組の年齢のスタッフは、現場ではお若い人などと呼ばれていたと言う裏話も聞けました。まあ、メインスタッフが70代と言うのはかなり凄い現場であり、だからこそ「ホームカミング」のお話事態にも同世代として盛り込めているのだなあと思いました。
 あと一つ裏話で面白いところとして、撮影の稲垣涌三さんと照明の佐野誠さんが予算を度外視して35mmカメラとHMIのドデカイ照明を据えて、黒澤映画のメイキングでしか観たことのないくらいの撮影現場を再現されたとかで、小中和哉監督補いわく、夜でも太陽をドカンと作るほどの凄さがあり、時間が掛かる大事と思いきやライトの凄さは撮影の短縮にも繋がり非常に勉強にもなったそうです。
 また、「ホームカミング」クランクインのファーストショットはエキストラのおばあちゃんが石段を登るシーンから始まったそうで、その照明に関しても凄いライティングでエキストラではなく有名役者さんなみのファーストショットだった模様で、こういうシーンは是非劇場でチェックして頂きたいとも語られた。見に行かれる方、是非チェックをお忘れなく。
ここから映画に描かれた町や人に関しての話に移り、実在の町で実在の登場人物をモデルにしているので、
ある意味ドキュメンタリーに近いエピソードで物語は構成されているのそうで、出演された町のみなさんは非常に上手く日常を演じてくれている
様子が伺えるそうです。
 飯島監督の作品に関する思いとは、「ホームカミング」は題材とすると非常に重たい作品にも出来る可能性も秘めているが、
重たいテーマの方が芸術作品と言われるのかもしれないが、そんな作品にはしたくないし、
見た人達が楽しんでくださる映画であってもらいたいとの思いが強いそうだ。
 他にも色々とお話いただいたが、ライブであるトークイベントの場合、その場その場での雰囲気や進行が大切、今回も参加された方達には楽しんでいただけたとい思う。
 最後にわたしの「ホームカミング」を観たちょいとした感想で締めくくりたい。
 「ホームカミング」は観ていて非常に楽しい映画であり高齢者の方たちには、特に劇場に足を運んでいただきたい映画でもある。
この映画のテーマは家にこもらず町へ出かけなさい。健康や楽しさは、それについて来る。老人よ町へ出よ。
そう語りかけるように思います。
 平成の喜劇王高田純次さんの初主演映画、ほっこり人情喜劇「ホームカミング」は3月12日よりロードショーです。是非足を運んで楽しんでいただきたい。

2011年2月5日土曜日

第45回楽生曾シネマDEりんりん・映画「ホームカミング」プレイベント


第45回楽生曾シネマDEりんりん映画「ホームカミング」プレイベント


一年で一番寒い時期とも言われる2月ですが皆様、いかがお過ごしでしょうか?
少しずつ日脚も伸びて、春まで、あとほんの少しで手が届く、そんな時期に シネマDEりんりん恒例イベントの開催がございます。
2月のシネりんは寒い時期だからこそ、人の温もりがどんなに素晴らしいものか、それに気付かせてくれる、笑いと涙たっぷりのほっこり人情喜劇映画、3月12日により公開される「ホームカミング」のプレイベントです。ゲストは、同映画監督、飯島敏宏さんにお越し頂きます。
飯島敏宏監督は、新旧「泣いてたまるか」(渥美清さん/西田敏行さん)や「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」などのSF特撮、そして、名作TVドラマ「金曜日の妻たちへ」のシリーズ、「理想の生活」など数多くのドラマ、映画を手がけた方です。
来月公開される「ホームカミング」は、飯島監督がここ数年経験してきた実話がベースとなっています。社会問題となっている過疎化、高齢化を明るい人間喜劇として仕立て、元気の出る人生再生の映画です。
劇中の脇をかためる方々も非常に魅力的な役者さんが出演されており、撮影裏話は必聴です。
また今までの飯島監督の作品の世界もうかがえる非常に楽しみなトークと懇親会になると思います。みなさまのご参加、心よりお待ちしております。


2011年3月12日(土)ロードショー                  
「ホームカミング」公式HP http://home-coming.jp/
「ホームカミング」のストーリー:
かつて理想の町と謳われ、有名ドラマの舞台にもなったニュータウンがいまでは活気なく昔の姿がうそのように少子高齢化の波に押され、平均年齢68歳の「老人街」と化している。
定年退職を機に、そのことに気づいた主人公が同世代の仲間たちと町おこしを画策する。はてさて町は活気づくのだろうか…?この作品は平成の喜劇王と呼ばれた高田純次さんの映画初主演という記念碑的作品、笑いと涙の人情喜劇です。


詳 細~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆日時:平成23年2月24日(木)第4木曜日 
19:00~ 21:30
☆場所:新宿サムライシアターhttp://www.tm-t.net/
東京都新宿区新宿3-17-1 HN27ビル6F 
℡:03-5366-2947
☆会費:3500円(トークイベント+懇親会(飲食込み)
※当日、会費とは別に前売りチケットの販売も予定しております。
宜しくお願いいたします。
☆ゲスト: 飯島 敏宏監督
☆聞き手:林 康弘(楽生曾シネマDEりんりん)
楽生曾・シネマDEりんりんHPhttp://www.cinemaderinrin.com/
☆お問い合わせ&連絡先: 
林康弘 ℡:090-9290-5143
☆締め切り:基本的に当日参加も可能ですがそれ以前に、
定員30人になりました場合は締め切ります。
会場の都合などもありますので、なるべく早目のご連絡をお願い致します。

新年会プラス「yoyochu sexと代々木忠の世界公開中トーク」

第44回楽生曾シネマDEりんりん、新年会プラス、無事終了しました。

 今年最初のシネりんは新年会と、公開中の映画「yoyochu sexと代々木忠の世界」の公開中トークとしまして、監督の石岡正人さんにお越し頂きまして、色々とお話をお伺いしました。
 まず最初に石岡監督にお聞きしたのは、石岡監督と代々木忠監督の関係からです。
石岡監督は6年ほど、代々木監督の助監督を経験し、AVの作品も作られたと言うことで、現場での代々木監督の姿勢などもその時、じかに体験したそうです。
普段は温厚な方ですが、少しでも怒り出すと、怖い面もあり、まあ、元やくざの世界に いたから、不本意な事には容赦しないと言う感じの様子。
 「yoyochu」の映画冒頭は代々木監督の少年時代、小倉時代の話からはじまり、大阪の華道家になるまでの話、そして、やくざの親友に頼まれ、ふたたび小倉へと移り、やくざの世界で組織を動かして抗争した話へと流れて行く。
 そこで、石岡監督にその辺のところで、映画では語られていないお話なども少し踏まえて聞いてみた。
 その当時はストリップの興行などが始まりだした初期のころで、ストリップで働く女性を軟派して探してきたり、剣劇などの劇団でだんだんと人気もなくなり、途方に暮れた女の子をスカウトしたりして興行を行なっていたと言う。
女の子を騙して働かせる人非人の様な ひどいこともしていたと言うが、その辺の詳しい話は、代々木監督の著書や映画を読み解く本として発売されている東良美季著「虚実皮膜」などをご覧頂くと良いと思います。
ただこのころの経験が代々木監督が女性を学ぶ上で非常に勉強になったとも言えるらしい。
 手打ちによりやくざ時代に終止符をうち上京、その時に3人いた愛人も代々木監督と供に上京し、知り合いの所に居候して3人の愛人に食わせてもらうヒモの様な生活をしていたと言う。3人の愛人はストリップで踊り、暇な代々木監督は、コメディアンの方たちと昼間マージャンをしていたりしたと言う。
 そんな中、昔興行の世界にいたと言うことで、踊りの振り付けや色々と手伝うことになり、撮影に来ていたピンク映画の世界にもその当時興味を持ち、ひまなので手伝いがてら、経験を買われ、脚本なども書いたりしていたと言う。
 映画業界と言えば映画五社の伸びも陰りだし、ピンク映画はそんな中でも人が入り儲かると言うところから、日活が、ロマンポルノとしてピンク映画の製作に参入して来たと言う。
当初はポルノロマンと言う名前にしようとしたがロマンポルノで落ち着いたなんて言う裏話もしかり。
 日活は転身したロマンポルノで大成功を収める。
 しかしそれに目を付けたのは警察で、その勢い事態が、わいせつと言うものを世間から無くしてしまいそうだったところから、ロマンポルノの何期目かの制作作品に照準を合わせて日活ロマンポルノ裁判として映画史の中でもまれにみる離面史として語り継がれている裁判に進んでゆく・・・詳しくは映画「yoyochu」や映画史を勉強下さいませ。
 日活ロマンポルノ裁判で唯一、部外者(下請け会社)で訴えられたのが代々木忠監督で、下請け会社の制作が罪をかぶると言うのはある意味生贄にされたのと同じらしく、いきなり副社長の役職を会社から受け渡され被告となり、この裁判で無罪判決を受ける80年まで戦わなければならなかったと言う。
 では、代々木監督がピンクからAVに移るのは、その辺の所が大きいのかと思いきや、それ以外でも日活がピンク市場を維持するために、ライバルである下請けいじめが行なわれ、お金の不払い、女優の出演キャンセルとひどいいじめに会いながらも、代々木監督のピンク映画(手法として、当時ビデオで撮りキネコでフイルム上映した)からは愛染京子さんが出てきてヒットし、そのビデオ手法でしか出来ない長回し「ザ・オナニー」などのピンク映画であるのにドキュメンタリーと言う、今までに誰も見たことのない影像が飛び出し、大ヒットを記録する。
恐らく代々木監督は日本で始めてビデオカメラを使いこなした人であり、AVを創り出した人でもあるとの事。
 また、ビデオデッキの普及に大きく貢献したのは、実はAVで、大手電気メーカーの小売店が、ビデオデッキを買うと、もれなく1本アダルトビデオが付いてくると謳い、普及に拍車をかけたと言う。
この戦略に乗らず正攻法で攻めたソニーのβがVHSに負けたと言う都市伝説は、ここから生まれたらしい。
 まあ、こうしてピンク映画の世界は80年代を境に衰退して、アダルトビデオが主流になり変わる。巷ではレンタルビデオのショップが過当競争を繰り広げ、現在に至っている訳である。
 石岡監督に代々木監督の作品世界の凄さについても聞いてみた。
  代々木監督のAVの凄いところは、単なる抜きの映像ではなく、長回しを早送りせずに固唾を呑んで見せてしまう表現方法にある。
 また、チャネリングや多重人格の様なAⅤとしてありえなさそうなシチュエーションでの作品も多く、実験的に行き過ぎると、引かれるが、その作品を引かれたままにせず観客側の世界に戻り、エンターテインメントとして送り続けているところが唯一無二の映像作家であるとも言えるそうだ。
 一時期、そんな作品が多く代々木監督は宗教の世界へ行くのではないかと言う噂まで流れたくらいである。 そんな話を聞きながら、わたしが思った一番の凄さは、72歳で現役のAV監督でありコンスタントに作品をリリースしていると言う事実と、実はもう10年以上も前からつづいているシリーズがあると言う事だ。「ザ・面接」と言うシリーズは初期のころ見て面白いと思い何作品かは見てきたが、いまだに続き、通産で120タイトル以上のリリースを続けていると言うことだ。
これは本当に凄いし、そこまで人気が保てる作品は今後登場しないのかもしれないと思う。
 他にも色々と「yoyochu」のお話を伺いましたが、まあ、ライブでのトークとして楽しんで頂いた方達の受け取り方は人それぞれ、文章ではこの辺の面白さを生かせませんです。はい。
 映画「YOYOCHU sexと代々木忠の世界」、銀座シネパトスと渋谷アップリンクファクトリーxにて絶賛公開中ですので、みなさん是非足を運んで下さいませ。
・・・・・地方の方も公開される祭には是非足を運んで下さいませ。